経営者の方は熱い思いを胸に秘めている
社長とのコミュニケーションの大切さを知った行員時代
前職のメガバンク行員時代、100人以上の社長との面談をしてきました。
思い返してみると、中小企業の叩き上げの社長さんたちは、たくさんの武勇伝を持っています。
楽しく話を伺っている中でふと気づきました。
「あ〜社長さんの武勇伝や思い出の中には、熱い思いがたくさん詰まっている。」
「そして、その思いが会社の理念やビジョンに結びついている」のだと。
長年の法人融資担当を経て、その後、全国の1000人を超す法人融資担当へのマニュアル作りや指導をして感じることは、まず、社長さんたちの話をしっかり聞くこと。
そして、その中から思いを読み取り、会社の方向性すら一緒に考えることが大事だということ。
それにより、会社の未来が大きく変わることを私は感じています。
だからこそ、今、コンサルタントとして、多くの経営者の方にサポートをしながらも、社長さんたちのお話をたくさん聞かせていただきたいと考えています。
ぜひ、気楽に、会社の今までの出来事や、ご自身の信念などを聞かせてください。
思いもよらないことがハラスメントになる時代
社員の話を聞いている中で、相手や会社のことを考えて伝えていることであっても、ハラスメントとなってしまうこともあります。
社長の話をうまく聞き取って、仕事に活かせれば良いのですが、そうもいかない気疲れする時代になりました。
経験談を話していても、自慢話に聞こえて倦厭されることもあり、悩みを話していても、愚痴と受け取られてしまうこともあります。
行員時代もそのようなお悩みを多々聞いてきました。
そして感じることは、その話の中から将来のビジョンが生まれることもあるということ。
それを共に引き出すお手伝いができたら嬉しく思います。
また、多少の愚痴や自慢話は、人として話す相手が必要だということもあります。
社内では話せないことも、受け取って共に喜んたり悔しがったりできるのもコンサルタントという仕事です。
第三者だからこそ、突破口が見えることもありますし、話している中で経営者自身が道を見つけることもあります。
悩む前にご相談いただけると嬉しく思います。