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【第20回】標準賞与額(総報酬月額相当額)

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 総報酬月額相当額の計算式です
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  (その月の「標準報酬月額」
 +(その月以前1年間の

  「標準賞与額」の合計)
 ÷12
 
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 今回「標準賞与額」について
 解説します。
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 「標準賞与額」は、

  1.その月以前
 2.1年間
 3.役員賞与

 
 総額を12で割った額です。
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 具体的な事例です。

 1.「その月以前」とは、

   「標準賞与額を計算する月」
   です。
   今回は「令和4年5月」とします。
 
    よって「標準賞与額」は、

   計算するたびに変動します。

 2.「1年間」とは、
   「その月以前」からの1年間
    ですので、

    今回「令和4年5月」から
    前1年間となり、
   「令和3年6月」
    となります。

 3.その間
   「令和4年12月」
   「令和3年 7月」

   に2回、役員賞与を

   支払っています。
    
   この2回の役員賞与を

   12で割ります。
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 「標準賞与」とは

 1.1年に3回以下の役員賞与
  (これより期間が短いと
   「役員報酬」となります。)


 2.上限150万円
  (1,000円未満切り捨て)

   役員賞与を仮に300万円
   支払ったとしても、
   150万円支払ったもの
   として計算します。
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【次回】【次回21回】
 標準賞与額(総報酬月額相当額)
  ↓
 
第21回へのリンク
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この記事を書いた人

木津 哲夫のアバター 木津 哲夫 経営者サポートオフィス株式会社 代表

元メガバンクに30年勤務。

うち前半15年は、法人融資担当。
3,000件以上の稟議書を作成。
うち後半15年は、1,000人以上の行員
向けに、法人融資のマニュアルを
ゼロから作成。

社長の「お困りごと」のひとつとして
「社長の年金」に注目。
「社長の年金」の専門家として、
サポートを実施。

「決算書の読み方」については、
元銀行員の融資経験を活かしつつ、
より「わかりやすい解説」として、
ノウハウを提供中。

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