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【第19回】標準報酬月額(総報酬月額相当額)

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 総報酬月額相当額の計算式です
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  (その月の「標準報酬月額」
 +(その月以前1年間の

  「標準賞与額」の合計)
 ÷12
 =================
 今回
「標準報酬月額」について
 解説します。

 「標準報酬月額」は、

  厚生年金保険料の計算
  の基礎となるものです。
 =================
 厚生年金保険料は、税金のように
 「所得」×「税率」
 では、計算しません。
 
================
 「厚生年金保険料」を計算します
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=
 「厚生年金保険料額表」
  を使用します。

 1.
役員報酬を「400,000円」
   とします。

 2
「報酬月額」というワク
   当てはめると、
  
「395,000円~425,000円」
   になります。

 3.保険料を計算する時の基礎となる
  
「標準報酬月額」
   に当てはめると、
  
「410,000円」となります。
 
 4.
結果、
   
役員報酬「400,000円」は、
   標準報酬月額「410,000円」
   保険料率をかけて、
   険料を計算します。

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【特例】
 
標準報酬月額は、
 上限650,000円です。
 
 これは、
役員報酬100万円
 の場合も、厚生年金保険料は上限で、
 
65万円×保険料(18.3%)
 となります。

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【次回】【第20回】
 標準賞与額(総報酬月額相当額)
  ↓
 第20回へのリンク
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この記事を書いた人

木津 哲夫のアバター 木津 哲夫 経営者サポートオフィス株式会社 代表

元メガバンクに30年勤務。

うち前半15年は、法人融資担当。
3,000件以上の稟議書を作成。
うち後半15年は、1,000人以上の行員
向けに、法人融資のマニュアルを
ゼロから作成。

社長の「お困りごと」のひとつとして
「社長の年金」に注目。
「社長の年金」の専門家として、
サポートを実施。

「決算書の読み方」については、
元銀行員の融資経験を活かしつつ、
より「わかりやすい解説」として、
ノウハウを提供中。

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