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【第8回】老後の不足資金準備 実務的な準備方法とは?

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 「老後不足資金3,300万円」
 を準備するには、
 次の
 「2つの方法」
 があります。
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 1つ目は、
 個人で3,300万円
 を準備します。

 この場合、
 3,300万円の「全額」に
 税率がかかります。
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 2つ目は、
 会社が、
 「役員退職金」
 として準備します。

 この場合、
 「退職所得控除」
 として、
 税金がかかる
 「所得金額が小さく
 なります。
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 (退職所得控除とは)
 
 (事例)
  50歳~70歳までの勤続年数20年
  とします。
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 (勤続年数20年以内)
  40万円✕20万円=800万円

 (勤続年数20年超)
  70万円✕(勤続年数-20年)
 =================
  この事例では、
  勤続年数が20年につき、
  ⇒40万円✕20万円=800万円
 
  (退職所得控除後の所得金額)
  (3,300万円ー800万円)✕1/2
             =200万円
  
  退職所得控除後に、
   1/2をかけて
   半分にする」
  
  という
  大きなメリット
  があります。
 =================
 (手取り金額の比較)

 (個人)
  課税所得 :3,300万円
  手取り金額:2,260万円

 (役員退職金)
  課税所得 :1,250万円
  手取り金額:3,040万円
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  【次回】【第9回】
 「ねんきん定期便」で、
   自分の年金を数字で実感
   しましょう
  ↓
 第9回へのリンク
===============
 【まとめ】

 「役員退職金」
 で受け取る場合、
 
 「退職所得控除後に
  1/2をかけて
  半分にする」

 という
 大きなメリット
 があります。
=================
 役員報酬から、
 個人の積立」
 により、
 
 老後不足資金を
 準備すること
 基本です。
=================
 一方で、 
 役員報酬の一部を
 「役員退職金」
 に回して、
 
 老後取得資金を
 準備すること
 有効です。
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この記事を書いた人

木津 哲夫のアバター 木津 哲夫 経営者サポートオフィス株式会社 代表

元メガバンクに30年勤務。

うち前半15年は、法人融資担当。
3,000件以上の稟議書を作成。
うち後半15年は、1,000人以上の行員
向けに、法人融資のマニュアルを
ゼロから作成。

社長の「お困りごと」のひとつとして
「社長の年金」に注目。
「社長の年金」の専門家として、
サポートを実施。

「決算書の読み方」については、
元銀行員の融資経験を活かしつつ、
より「わかりやすい解説」として、
ノウハウを提供中。

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