================== 「老後不足資金3,300万円」 を準備するには、 次の 「2つの方法」 があります。 ================= 1つ目は、 個人で3,300万円 を準備します。 この場合、 3,300万円の「全額」に 税率がかかります。 ================= 2つ目は、 会社が、 「役員退職金」 として準備します。 この場合、 「退職所得控除」 として、 税金がかかる 「所得金額」が小さく なります。 ================= (退職所得控除とは) (事例) 50歳~70歳までの勤続年数20年 とします。 ================= (勤続年数20年以内) 40万円✕20万円=800万円 (勤続年数20年超) 70万円✕(勤続年数-20年) ================= この事例では、 勤続年数が20年につき、 ⇒40万円✕20万円=800万円 (退職所得控除後の所得金額) (3,300万円ー800万円)✕1/2 =200万円 「退職所得控除後に、 1/2をかけて、 半分にする」 という 大きなメリット があります。 ================= (手取り金額の比較) (個人) 課税所得 :3,300万円 手取り金額:2,260万円 (役員退職金) 課税所得 :1,250万円 手取り金額:3,040万円 ================ 【次回】【第9回】 「ねんきん定期便」で、 自分の年金を数字で実感 しましょう ↓ 第9回へのリンク =============== 【まとめ】 「役員退職金」 で受け取る場合、 「退職所得控除後に 1/2をかけて 半分にする」 という 大きなメリット があります。 ================= 役員報酬から、 「個人の積立」 により、 老後不足資金を 準備すること が基本です。 ================= 一方で、 役員報酬の一部を 「役員退職金」 に回して、 老後取得資金を 準備すること が有効です。 =============== 【メルマガ登録のお願い】 メルマガは、身近な経済ニュース を中心に取り上げ、解説を していきます。 (毎日、配信しています。) 元銀行員の私の経験・視点が、 新たな気づきやビジネスの ヒントになれば、これほど 嬉しいことはありません。 編集後記では、 ・ペットのトイプードルの チップ ・甥(おい)の「よっしー」 (仮名) について、連載しています。 (メルマガの登録は、こちら) ↓ https://keieisya1.jp/p/r/ZJzAG5r4
【第8回】老後の不足資金準備 実務的な準備方法とは?
2022年12月30日
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